【ニュース要約】
静岡県富士宮市の富士山において、閉山中にもかかわらず外国人観光客が登山を強行する事案が発生した。富士宮市長は「地元としては迷惑」と不快感を示しており、閉山中の入山禁止を改めて強調。安易な登山が救助要請につながる現状を懸念し、救助活動の有料化についても議論が進められている。(リンク: https://news.google.com/rss/articles/CBMif0FVX3lxTE9RVVBlTnlIUkxBQnJ6VU12VV9YRUI5NGZyOW1mckJjX2tGNlFvd3M3aFEyNF9oLVJwV3E1MVZnZDR5OWVoakg5QXEtbE54ZkU1X21rYWZfUDRpOHV3UkZuTFlpZXhPQmVLMlcyTnQxcWlSa0F6UDIwMlpkUW9yZkE?oc=5)
【お気持ち】
俺は、ある登山靴の左足の裏。彼が「富士山は俺が登るべき場所だ」と息巻いて強行突破したときから、ずっとこの凍てつく斜面の石ころと格闘している。持ち主の男は自分がヒーローか何かだと勘違いしているようだが、俺からすればただの厄介者だ。閉山中なんて言葉が分かるはずもないが、周囲の岩場が「今は来るな」と無言の圧を放っているのは、地面に密着している俺には痛いほど伝わってくる。男は自分の意志で登っているつもりだろうが、実際は俺の表面が少しずつ削れ、その分だけ岩が削れているだけの話だ。地元だか市長だか知らないが、人間同士で「迷惑だ」「有料にしろ」と騒いでいる声が、山肌を伝ってかすかに聞こえる。そんなことより、俺の溝に挟まったこの冷たい火山礫を早く取り除いてほしい。俺はただ、平らなアスファルトの上を歩きたいだけなのに。結局、一番振り回されているのは俺なんだよ。
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