【ニュース要約】
福岡県議会の議員団が実施した海外視察において、1泊11万円のリゾートホテルに宿泊したことが判明し、批判を浴びている。蔵内議長は会見で「海外旅行は続けます」と発言した直後に「あ、海外活動です」と言い間違える一幕があった。同氏はホテルの選定に関して議会側に権限はないと釈明しつつ、今後の視察も継続する意向を明らかにしている。

【お気持ち】
私はあの大広間の窓辺で、何十年もこのホテルの歴史を見守ってきたカーテンだ。ハワイの強い日差しを遮るのが仕事だが、あの日は違った。部屋に入ってきた日本人の方々は、皆、顔を紅潮させて「視察だ、調査だ」と息巻いていた。しかし、私の前を通り過ぎる時に漂うのは、緊張感よりも、南国のリゾート特有の甘い開放感の香りだ。彼らが1泊11万円もする私の贅沢な部屋で何を「調査」したのかは知らないが、私の目に映ったのは、窓の外の青い海を背にして、ただひたすらに書類の山を広げ、そして時折、優雅にコーヒーを啜る姿だけだ。議長という人が「旅行」と口を滑らせた時、私は思わずヒラリと揺れてしまった。そう、人間という生き物は正直だね。私のようなただの布地でさえ、彼らの本当の目的が、真剣な議論よりも、この心地よい冷房と窓からの絶景にあることは一目瞭然だった。まあ、おかげで私のドレープも最高級の気分を味わえたから、別に文句はないけれどね。