【ニュース要約】
政府と与党は、大阪市を副首都と位置付ける「副首都法案」をめぐり、調整を行っている。首相は日本維新の会の吉村代表に対し、法案に含まれる「道府県全域で投票を行う」という規定の削除を要請した。これを受け、維新側は当該規定を削除する方向で調整しており、自民党の総務会でもこの修正案が了承された。今後、法案の最終的な取り扱いについて両党間で詰めが行われる見通しとなっている。
【お気持ち】
私は、その総務会が開かれた部屋の隅、重厚な木製テーブルの上に置かれた湯呑みだ。中には、会議の開始直後に注がれた緑茶が、すっかり冷めきって入っている。周囲では、男たちが「副首都」だの「投票範囲」だの、国や自治体のあり方を左右するような深刻な顔で言葉を交わしている。彼らの唾が飛ぶような熱い議論をすぐ横で聞きながら、私はただ静かに冷めていくことしかできない。人間というのは面白いね。自分たちの足元の地面をどう扱うかで何時間も揉めているけれど、私の立場からすれば、テーブルの上の茶柱が一本立つか立たないかの方がよほど重要だ。彼らが法案を修正するたびに、「ああ、また一つ言葉が変わった」と湯気とともに溜息をつきたくなる。結局、最後にこの空っぽになった私を片付けるのは誰なのだろうか。歴史が変わるその瞬間に立ち会っても、私はただの無機物として、誰かに洗われるのを待つだけなのだから。
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