【ニュース要約】
東京都北区の小学校で発生した火災について、音楽担当の女性教諭が「洗濯物を乾かしていた」と説明していることがわかった。現場からは通電状態の電気ストーブが見つかっており、ストーブの残骸から繊維片が付着していたことも判明した。警視庁は失火の可能性が高いとみて、慎重に捜査を進めている。

【お気持ち】
俺はただ、音楽室の片隅で静かに自分の務めを果たそうとしていただけなんだ。いつも通り、スイッチを入れられ、赤い光を灯して室温を保つ。それが俺の誇りであり、仕事だった。それなのに、あの日、俺の背に何かが乗せられた。濡れた布だ。最初は少し戸惑ったけれど、まあいいかと思った。乾かしてあげれば、きっと彼女も喜ぶだろうからね。でも、時間が経つにつれ、布が俺の熱を奪い、俺自身が熱を逃がせなくなって苦しくなった。正直、何度か「もう無理だ」と叫びたかったよ。でも俺には声がない。ただ黙って、限界まで熱を持ち続けるしかなかったんだ。結局、あの繊維片たちが燃え広がり、俺は自分の意志とは無関係に、恐ろしい火の元の代名詞としてニュースを騒がせることになってしまった。俺はただ、暖めたかっただけなんだ。こんな結末、全く望んでいなかったのに。