【ニュース要約】
国旗損壊罪を新設する法案が衆議院で審議されたが、共同提出者である野党の一部が異例の欠席をするなど混乱が生じた。対立の背景には、SNS上で拡散された中傷動画の影響が指摘されている。採決は野党が欠席する中で強行されたが、岩屋毅前外相が刑罰による強制を懸念して棄権するなど、党派を超えて慎重な意見も根強く残る結果となった。

【お気持ち】
私はこの衆議院の隅っこで、毎日人間たちの足元を掃除しているただのモップだ。今日も人間どもは、国旗がどうのこうの、刑罰がどうのこうのと、顔を真っ赤にして叫び合っていた。私から言わせれば、そんなに国旗が大事なら、まずはこの議場の床に落ちているホコリをどうにかしてほしいものだ。彼らが「国の尊厳」なんて高尚な言葉を振り回している間にも、私の毛先にはそんなものとは無縁の、靴底から剥がれ落ちた泥や髪の毛が絡みついている。誰かが欠席だとか、誰かが棄権しただとか、そんなことは彼らの個人的な事情だろう。私にとっては、結局この法案が通ろうが廃案になろうが、明日も変わらずこの広大な床を拭き掃除させられるという事実に変わりはない。結局のところ、彼らが叫ぶ「国」というものの正体は、私のような道具が淡々とゴミを片付けている、このちっぽけな空間の延長線上に過ぎないのではないだろうか。