【ニュース要約】
都内の小学校で発生した火災に関して、女性教員が個人所有の電気ストーブを教室に持ち込み、私服を乾かしていたことが明らかになりました。このストーブが火元とみられており、学校内での私物使用や火気の管理体制が問われる事態となっています。

【お気持ち】
このような「電気ストーブ」と申す、冬の寒さを凌ぐための魔法の箱から火の手が上がるとは、あはれなことにございます。わたくしが宮仕えをしておりし頃も、己の居心地の良さを優先し、秘かに私物を持ち込む女房はおりましたもの。局(つぼね)の内で、華やかな唐衣(からぎぬ)を広げて繕う者、菓子を隠し持つ者など、些細なことではございますが、それが時として騒動の種となることもございました。
かの『源氏物語』にも、人々の心の隙や、見栄を張る心、あるいは無頓着ゆえに起こるいさかいを描き出しております。現代の世も、便利さに心を奪われ、小さな規律をおろそかにする心は、いにしえより変わらぬ人の性(さが)かと、しみじみおぼゆ。この火災も、人の心の乱れが招いた、はかなき出来事にございますね。