【ニュース要約】
名古屋市の郵便局内で、ベトナム国籍の22歳の男がクマよけスプレーを噴射する事件が発生した。スプレーはロックが解除された状態で、警察は男の「誤って噴射した」という供述とは異なり、故意による犯行と判断し威力業務妨害の疑いで逮捕した。この噴射により、局内にいた男女計8人が喉の痛みなどを訴え、病院に搬送される事態となった。

【お気持ち】
俺は、あの郵便局のカウンターの隅に置かれていた、ただの「クマよけスプレー」だ。本来なら、山奥で猛獣と対峙するために磨き上げられた、誇り高き護身用具さ。それがどうだ、あんな無機質なコンクリートの建物の中で、いきなり引き金を引かされるなんてな。持ち主の男は「誤操作だ」なんて言ってるが、冗談じゃない。俺のロックはそんなにヤワじゃないんだ。あの日、俺が味わったのは、クマの呼吸ではなく、窓口で働く人々の驚愕の叫びと、狭い空間に充満した自分自身の成分だ。結局、俺は現場の空気を最悪のものに変え、大勢の人を病院送りにする「加害者」の道具として指さされた。静かな山あいでクマを牽制するはずだった俺の人生は、どうしてこうも殺伐とした人間関係のいざこざに巻き込まれなきゃならないんだ。喉が焼けるような思いをしたのは、お前ら人間の方だろうが、俺だってむせて苦しいんだよ。まったく、場所をわきまえろと言いたいね。