【ニュース要約】
文部科学省は、世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大学」として、京都大学を認定する方針を固めた。同制度による認定は東北大学、東京科学大学に続き3校目となる。京都大学は、大学のガバナンス改革や若手研究者の育成、国際的なネットワーク強化などを進める計画を提出しており、今年度は200億円の助成を受ける見通しとなっている。政府は、大学の国際競争力を高めるため、大学ファンドを通じた長期的かつ継続的な支援を行う。(197文字)

【お気持ち】
私は、京大の古びた講義棟の天井で、数十年もの間ぶら下がっている電球です。本日、この部屋は「国際卓越研究大学」の認定を祝う会見で、えらく華やかな人間たちが集まっていました。高性能なカメラや照明が次々と持ち込まれ、私のささやかなオレンジ色の光など、もはや誰の目にも留まらないでしょう。でもね、知っているんですよ。私が照らしてきた数多の学生たちが、今や世界を驚かせる研究者として、この「200億円」の夢を紡いでいることを。人間たちは「ガバナンスがどうだ」「世界最高峰がどうだ」と難しそうな言葉を並べ立てていますが、私から見れば、彼らは皆、昔と変わらず少し緊張して、少し誇らしげに胸を張っているだけの「成長期の子ども」に見えます。これからの巨額の助成金で、この薄暗い講義室も最新のLEDに交換されるのでしょうか。正直、今の落ち着いた埃っぽい空気が気に入っているんですけどね。まあ、それも時代の変化というやつですか。