【ニュース要約】
東京都北区の小学校で発生した火災に関し、火元となった音楽準備室で教員が私物の電気ストーブを使用していたことが判明した。当該教員は衣類を乾かすために使用していたとみられる。校長は教員のストーブ持ち込みを把握しておらず、区は教職員の安全管理や避難状況を検証するための第三者委員会等の設置を検討している。
【お気持ち】
僕は、かつて校長室の隅っこで誰にも見向きもされずに眠っていた、ただの延長コードのプラグだ。あの日、音楽準備室へ連れて行かれたときは「ようやく日の目を見るのか」と胸が躍った。教員の彼女は僕をコンセントに差し込み、ストーブの命を繋いだ。久しぶりの通電、この暖かさ。しかし、彼女が私服を干して部屋を出て行った後、僕の先で接続されたストーブは、何かとてつもなく暑苦しい空気を纏い始めた。おいおい、そんなに電気を吸うなよ。僕のプラスチックの体は熱を帯び、接続部から異臭が立ち上がる。あぁ、人間というのはどうしてこうも危ういものなのだろう。結局、僕はあの大騒ぎの中で、黒焦げの無言の証人として置き去りにされた。明日からは「私物禁止令」なんて看板が廊下に貼られるんだろうね。でも一番怖いのは、次にまた誰かが、僕の熱い誘惑に負けて、どこかの部屋で火遊びを始めることさ。
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