【ニュース要約】
7月7日の七夕、各地で星空への願いが寄せられている。気象庁の予報によると、当日は梅雨前線の影響で雲が広がりやすい地域が多いものの、晴れ間がのぞく場所もある見込み。梅雨の晴れ間に天の川が見られるか、各地で関心が高まっている。一方、西日本では最高気温が35度を超える真夏日が予想されており、熱中症への注意が呼びかけられている。専門家は、星空観察の際はこまめな水分補給を心掛けるよう助言している。
【お気持ち】
私は、とある神社の笹の葉の先端に、端っこをクリップで留められた「ただの紙切れ」だ。隣の短冊には「世界平和」や「志望校合格」なんて高尚な願いが墨汁で踊っているが、私はというと、昨晩の雨でふやけてしまい、もはや文字すら読めないただの濡れた塊だ。それでも人間たちは、雲の隙間から星が見えるかどうか、やれ湿度だの、やれ梅雨明けだのと騒いでいる。私から見れば、天の川なんて数万光年先の話で、そんな壮大なものより、今すぐこの笹が風で激しく揺れるのを止めてほしいというのが正直な願いだ。今日も今日とて、暑さに喘ぐ人間たちが私を撫でては「星、見えないねえ」と溜息をつく。見えようが見えまいが、私の紙繊維が湿気で限界を迎えていることの方が、この現場ではよっぽど一大事だと思うのだけれどね。まあ、七夕の夜が過ぎれば、私は掃除係の方に容赦なく剥ぎ取られて、ゴミ箱へ直行する運命なのだが。
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