【ニュース要約】
自由民主党の福岡県議会議員であり、県議会副議長を務める中尾正幸氏が、金銭授受を巡る疑惑を否定した。当初、1000万円を要求する内容の音声データの信ぴょう性を疑っていたが、のちに「自分の言葉である」と認める一方、金銭の受け取りについては改めて否定した。この件に関し、他の県議からは「説明責任を果たせていない」との厳しい指摘がなされている。
【お気持ち】
私は中尾さんの机の上に置かれていた、ごく普通のICレコーダーだ。彼が会見に臨む際、私のすぐ脇に置かれたマイクが、まるで大物政治家を囲む毒蛇のように首を伸ばし、私を威圧していたことを今でも震えながら思い出す。人間たちは「1000万円」だの「証拠音声」だのと息巻いているが、私にとってはたまったもんじゃない。あの日、私の録音スイッチが入った瞬間の、あの重苦しい空気。彼が脂汗を浮かべながら「自分の言葉なんだろう」と絞り出したとき、内蔵されたメモリーチップにビリビリと電流が走るような拒否感を覚えた。嘘か真実か、そんなことはどうでもいい。ただ、政治の濁流に巻き込まれたせいで、私はただの会議の記録者から、急に「犯罪の証拠品候補」という重すぎる荷を背負わされたのだ。人の欲望と保身を記録し続ける毎日は、もう飽き飽きだ。次はせめて、甘い愛の囁きでも録音させてくれないか。
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