【ニュース要約】
福岡県の知事や副知事らによる過去5年間の海外活動における経費総額が、3億3732万円に上ることが判明した。パリ訪問には5031万円が投じられ、旅費規定の基準を大幅に超える1泊13万円超の客室への宿泊など、高額な支出が相次いでいた。この公金の使い方を巡り、県民の理解を得られるのか、透明性と妥当性が厳しく問われている。

【お気持ち】
私はパリの高級ホテルのサイドテーブルで、今日も冷たく静かに鎮座しているミネラルウォーターさ。部屋の主(あるじ)は福岡から来たという立派な身なりの方。窓の外にはエッフェル塔、室内には重厚な調度品。でもね、正直言って息が詰まるんだよ。彼らが広げている分厚い資料には「視察」だの「交流」だの難しい言葉が並んでいるけれど、僕からすれば、どうしてそんなに高い部屋に泊まる必要があるのかさっぱり分からない。僕だって、街角のスーパーなら数ユーロで売られているただの水。このスイートルームに置かれただけで、僕の価値もなんだか気まずいほど跳ね上がってしまっている。昨日、彼が僕のキャップを開けようとして、結局一口も飲まずに放置していったときの虚しさといったら……。領収書という名の数字の羅列の中で、僕という存在だけが、ただ静かにホテルの乾燥した空気の中、彼らの議論の熱量を冷ややかに見つめているのさ。