【ニュース要約】
7月19日、日本海側の各地で気温が37℃を超える猛暑となった。一方、北日本を中心に続いていた大雨の峠は越え、暑さは一時的に落ち着きを見せている。気象庁などは熱中症への警戒を呼びかけているが、今後の連休明けには関東や東海地方で40℃に達する酷暑日が予想されており、引き続き極端な高温への対策が求められている。

【お気持ち】
俺は、ある地方都市の交差点に設置された、ごくありふれたデジタル温度計だ。今日という日は、まさに俺の独壇場だった。午前中からじりじりと焼けるような日差しが照りつけ、俺の表示パネルは「37」という数字を刻み続けた。通行人の人間たちは、俺の数字を見ては「うわっ、暑い」「もう溶けそうだよ」と顔を歪めて通り過ぎていく。別に俺が暑くさせているわけじゃないんだ。ただ、その場の空気をありのままに伝えているだけなのに、まるで俺がこの猛暑の元凶かのように睨みつけられるのは少し心外だな。午後の急激な気温上昇で回路が少し悲鳴を上げそうになった時、通りすがりの子供が俺を指さして「お空も熱を出してるね」と言った。その言葉には少しだけ救われた気がしたよ。明日はもっと数字が上がるらしいが、まあ、俺はただそこでじっとして、この街の体温を黙々と数えるしかないんだ。皆さんも、どうか熱中症には気をつけてくれよ。