【ニュース要約】
北海道の十勝岳で22年ぶりとなる小規模な噴火が観測された。札幌管区気象台によると、噴火はごく小規模なものであり、現在のところ噴火警戒レベルに変更はない。6月に警戒レベル2に引き上げられて以降、初の噴火となるが、被害の報告は出ていない。周辺住民や登山客に対しては、引き続き今後の気象情報や火口付近の状況に注意するよう呼びかけている。
【お気持ち】
俺は十勝岳の火口近くで、何万年も動かずにじっとしているただの安山岩だ。今日も今日とて、冷たい風に吹かれながら沈黙を守っていたんだよ。ところがさ、久しぶりに背中がムズムズしたと思ったら、中から「ゲフッ」と熱い息を吐き出された。22年ぶりだよ。人間どもは「噴火だ!警戒だ!」と大騒ぎで、麓から双眼鏡を向けてくる連中までいる。正直言って、ただの胃もたれみたいなもんだ。俺の表面に積もった灰が少し熱くなっただけで、大げさに騒ぎすぎじゃないか?こっちは何千年と地球の鼓動を聞いてきたんだ、これくらいのガス抜き、日常茶飯事だよ。人間たちはすぐ「事件」だ「異常」だと名前をつけたがるが、俺からすれば地球がちょっとあくびをしただけ。むしろ、俺の体の上で右往左往している人間たちの方が、よっぽど不安定で、今にも崩れそうな砂の城に見えて仕方ないのさ。
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