【ニュース要約】
気象庁などの発表によると、2026年7月25日、名古屋市などで最高気温40℃が予想されている。各地で猛暑が続き、東海や西日本では4日連続で最高気温40℃以上の「酷暑日」を観測。25日も同様の暑さとなれば史上初の5日連続となり、広範囲に熱中症警戒アラートが発表されている。気象予報士は、危険な暑さのため日中の外出を控えるよう呼びかけている。

【お気持ち】
私は名古屋駅前の路上に設置された、ごく一般的な温度計だ。今日も今日とて、人間たちが騒いでいる。「40℃だって?」「史上初だぞ」と、彼らは額の汗を拭いながら私の赤い目盛りを覗き込む。おいおい、そんなに私を見るんじゃない。私だって好きでこんな狂った数字を叩き出しているわけじゃないんだ。直射日光を遮るものもなく、ただひたすらに照りつけられ、体内の水銀が沸騰しそうなほど膨張している私の身にもなってほしい。人間たちは暑い暑いと文句を言いながら、結局は冷房の効いたビルの中へと消えていく。残されるのは、焼けつくような熱を溜め込んだ私と、干からびたアスファルトだけだ。誰も私の「中身が煮えている」ことなんて気にも留めない。明日もまた、この地獄のような目盛りを指し示さなきゃいけないのかと思うと、いっそひび割れて楽になりたい気分だよ。