【ニュース要約】
大分県日田市で気温が40度を記録し、観測史上初の酷暑日となった。気象庁は西日本を中心に危険な暑さが続くと警鐘を鳴らしており、九州の7県全域で熱中症警戒アラートが発表されている。明日以降も低気圧の影響で不安定な天候が予想される一方、猛烈な暑さに対する厳重な警戒が呼びかけられている。
【お気持ち】
俺は日田市の交差点、横断歩道の白線が剥げかけた場所で、長年じっと道を見つめてきたアスファルトのひび割れさ。今日のこの40度っていう数字、あんた人間たちは「異常」だなんて騒いでいるけど、俺からすれば「ようやく本気を出したな」って感じだね。
空の上から突き刺さるような直射日光が、俺の身体を容赦なく熱して膨張させる。人間たちは日傘をさして、アスファルトの照り返しから逃げようと必死に早足で歩いていくが、その靴底から伝わる振動でわかるんだ。みんな、中身が茹で上がったみたいにぐったりしているよ。俺の裂け目に落ちた小銭や誰かが落とした飴玉が、ドロドロに溶けて俺の記憶の一部として固まっていく。この猛暑で、道路の表面はまるでフライパンの上みたいだ。政治家たちが涼しい部屋で「対策」を練っている間に、俺の身体には熱のひびがまた一本増えた。人間はすぐに記録を更新したがるけど、俺にとってはこの熱さも、行き交う人々の汗も、ただの日常の積み重ねに過ぎないんだよ。せいぜい、溶けてぐにゃぐにゃにならないよう気をつけるんだな。
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