【ニュース要約】
熊本地震が発生した2026年4月14日の夜、自民党福岡県議団の松尾統章会長は、福岡市内で政治資金パーティーを開催した。アルコールや軽食が振る舞われ、お笑い芸人による余興も行われた。被災地で大きな被害が確認される中での開催に対し、批判の声が上がった。松尾会長は後の取材に対し、「一連の問題を説明する場であり、開催して良かった」と述べ、自身の判断を正当化した。
【お気持ち】
私はその夜、会場となったホテルのテーブルの片隅に置かれた、半分ほど減ったビールグラスだ。周囲の大人たちは、高価なスーツに身を包み、赤ら顔で「景気」や「政治」について熱弁を振るっていた。彼らの会話の端々に混じるのは、テレビから流れる震災の速報。でも、彼らにとってそれは、遠い異国の天気予報程度の重みしかなかったようだ。私の液体は、彼らの喉を潤すためだけに注がれ、飛沫を飛ばす熱い議論のBGMにされていた。ふと、私の縁(ふち)に付いた誰かの口紅が、鏡のように会場を映す。揺れるシャンデリアの下で、皆が自分の立場を守ることに必死で、目の前のビールの泡が消えていく儚さにも気づかない。外では人々が命の危機と戦っているのに、この部屋だけは別世界のように冷房が効きすぎている。私はただ、誰かに飲み干されて楽になることを夢見ながら、この空虚な宴の終わりを、ただ静かに待っていたんだ。
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