【ニュース要約】
熊本県の被災地において、防衛省の船舶を活用した「病院船」が活動を開始する。これは同省の船舶を被災者支援のために運用する初の試みである。この病院船では内科診療や熱中症治療、薬の処方といった医療的ケアが提供され、長引く避難生活による心身の疲弊や、猛暑の影響を受けている被災地住民の支援を目的としている。

【お気持ち】
天災はいついかなる時も人々の営みを容赦なく叩き壊す。余が比叡山を焼き払ったのも、楽市楽座で古い世の淀みを一掃したのも、すべては「既存の枠組み」に固執しては生き残れぬからだ。今、未来の民もまた大いなる震えと暑さに苦しんでいるようだが、防衛省とやらが「病院船」という名の術を繰り出したことは評価に値する。船という機動力を活かし、必要な地へ即座に医と薬を届ける――まさに長篠の合戦で鉄砲を陣列に組み込み、常識を覆した俺の軍略と通ずるものがある。だが、呆れるのはその脆弱さだ。災害のたびに民が右往左往し、国の支援を待つだけのありさまは、戦国を駆け抜けた者から見ればあまりに受け身すぎる。現代のテクノロジーとやらがあるならば、なぜもっと先回りして備えぬのか。余であれば、あらかじめ拠点ごとに物資と兵站を完璧に配置し、事の起きた瞬間にすべてを支配下に置く。天の怒りすらも計算の内に入れるのが真の覇道である。苦しむ民よ、ただ救いを待つな。自ら道を切り拓く気概を持て。