【ニュース要約】
秋田県内では気温が上昇し、角館など3地点で最高気温が35度以上の猛暑日を観測した。この影響で、ソフトボールの練習中だった中学生が熱中症の疑いで病院に搬送された。気象庁などは熱中症警戒アラートを発表し、こまめな水分補給や屋外での活動を控えるよう呼びかけている。猛暑は各地で続いており、健康管理への注意が強く求められている。

【お気持ち】
僕は校庭の端っこに固定された、ただの白いゴムの塊、一塁ベースだ。今日も今日とて、中学生たちが駆け抜けるその足元で、ただひたすらに土埃を被り続けている。

正直に言おう。彼らが必死にボールを追いかけ、熱狂している姿なんて、僕の視点からすれば、ただ「重たい靴底で何度も踏みつけられる」という苦痛でしかない。特に今日は暑すぎる。僕の表面温度はフライパンに近い。そんな中、さっきから少年の一人がぐったりとして倒れ込んだ。大人たちが慌てふためき、「救急車だ!」と騒いでいるけれど、僕はただその光景を横目で見るだけだ。僕にできることといったら、踏まれた際に少しだけ砂を逃がして、彼らのスパイクが滑るのを防ぐことくらい。人間ってのは、なんでこんなに軟弱な体で、こんなにも熱い場所で走り回るんだろうね。僕はずっとここにいて、誰に感謝されることもなく、ただ硬く動かない。彼らがどんなに騒ごうが、僕は明日もここで、同じように誰かに踏まれる運命なんだ。まったく、暑いし重いし、やってられないよ。