【ニュース要約】
トランプ氏は貿易交渉の決裂を受け、カナダとの国境にまたがる「オンタリオ湖」の名称を「アメリカ湖」に変更することを真剣に検討していると主張した。この発言に対し、カナダ側は報復関税を発表するなど対立が激化している。専門家からは、貿易摩擦を背景にした外交上の圧力の一環ではないかとの見方が出ている。

【お気持ち】
俺は今日も今日とて、オンタリオ湖の岸辺で波に揺られているただの流木だ。何十年もここにいるが、昨日から人間たちが騒がしくて仕方がない。特に、どこかの大統領様が「今日からお前はアメリカ湖の一部だ」なんて言ったものだから、俺の周りの波まで困惑して逆立っている。おいおい、俺はずっと「オンタリオ」の波に揉まれてきたんだ。急に「アメリカ」だなんて言われても、湖底の砂の感触だって変わるわけじゃないし、湖の神様だってそんな急な改名は聞いていないはずだ。人間たちは貿易だの関税だのと、また面倒な数字を突きつけ合っているが、俺から見れば湖の名称なんて、せいぜい新しい看板を立てるかどうかの話だろう。だがな、もし本当に名前が変わったら、俺は「アメリカの流木」という、なんだか急に価値が上がったような名前を名乗ることになるのか? それはそれで少しこそばゆい。どっちの国に住んでいようが、俺はただの濡れた木っ端に過ぎないっていうのに、人間っていうのはどうしてこう、動かないものにまで領土欲をぶつけたがるんだろうな。まあ、明日には飽きて忘れてくれることを願うよ。俺の興味は、次にどんな鳥が俺の背中に糞を落としていくか、それだけだ。